北アルプスの深いところ、裏銀座コースを3泊4日で縦走。
天気が不安定で判断がなかなか難しい部分もありましたが、重要な場所では雨に降られることもなく、予定通りの行程をこなすことができて何よりでした。
1日目 新穂高温泉~鏡平山荘
午前中降っていた雨も止み、快適な出だし。色付き始めた葉や秋の花を楽しみながら鏡平山荘まで登りました。
午後の光が当たる山の斜面。

鏡池に山が写る景色は見られませんでしたが、夕食後に山荘から一瞬だけ槍ヶ岳が見えました。

2日目 鏡平山荘~双六山荘~双六岳~三俣蓮華岳~三俣山荘
夜降っていた雨も止んで、朝は視界もまずまず。

2日目も秋を感じながら三俣山荘へ向かいました。せっかっく双六岳と三俣蓮華岳も経由したのですが、視界がなく景色は楽しめず。雨が降らなかっただけ良かったですが。。。
本日泊まる三俣山荘。

ナナカマドの実が真っ赤。

この日のうちに鷲羽岳を往復するプランも考えていましたが、三俣山荘到着後すぐに雷を伴う雨が降り出したので山荘での時間を楽しむことに。雷雨が過ぎ去った後は、素敵な景色が広がりました。
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3日目 三俣山荘~鷲羽岳~水晶岳~野口五郎岳~野口五郎小屋
3日目も朝には雨が止み、ついています。

視界も良好でレインウェアなしでスタート。
今回の目的のピークを全て踏む、4日間の内で最も大切な日。

このまま午前中は降らないことを願っていましたが、そううまくはいかず降ったり止んだりの繰り返し。それでも水晶岳を往復する間は止んでくれていたし、時々見える山の景色を楽しみながら歩くことができました。
野口五郎岳に近づく頃には視界も悪くなり、本降りの雨。

小屋が見えて長い1日が終わった時はひと安心。

4日目 野口五郎小屋~烏帽子小屋~高瀬ダム
ようやく晴れた最終日。小屋の前には雲海が広がっていました。

すっきり気持ちいい朝。
個人的に好きな縦走路。

前日に登った水晶岳。

雨の心配をせずに歩けることが何よりも幸せ。花崗岩の白い岩が目立つ稜線です。
下山中に出会ったキノコ。
ダムまでの丸太の橋が前日に流されているというアクシデントはありましたが、それほど濡れることなく渡渉もできて、高瀬ダムに予定時刻に到着。今年も無事に裏銀座を縦走できました。